パチプロになったキッカケでもある
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「打つなら勝たねば」
このマンガの登場人物に谷原章介(仮名)
が主人公のライバルとして
登場するのですが
自分も現役の頃
ライバル
と言える存在がいました。
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パチプロ同士の争い!
パチプロ同士のルール
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パチプロ同士の争い!
ライバルと聞くと何を想像されます?
漫画やアニメのようなライバル同士の
切磋琢磨しながら友情を育んでいく
姿を想像しますか?
でも現実は…
少なくともパチプロ同士は
ライバルというのは生温いくらいです。
ハッキリ言って敵です!
そう言ってもいいくらい邪魔な存在でした
恐らく向こうも
そう思っていたに違いありません(笑)。
何故そうなるのか?
それは少ないパイをめぐって
争いになるからです。
パイ…ようするにパチンコで言うと
お宝台のことです。
その勝てる台(お宝台・優良台)…
つまりボーダー越えの期待値が高い台の
確保の競争になるからです。
(ボーダーとは1000円あたりの損得分岐点の回転数)
パチンコ屋は商売です!
当然、回収台よりも
お宝台の数は少ないのです。
どのプロもお宝台を探しているのです。
どの位お宝台は希少かと言うと
地域によって違うのですが…
例えばヤンの稼働範囲の優良店である
ホールは、パチンコ台が
480台(1パチも含む)あります。
その480台の内お宝台はたったの
1~3台しかないのが実情なのです。
これがイベント・新台入替があると
10~40台に増えますが
普段の営業では数台しかないのです。
特別な日でも480台の内
10~40台しかないのです!
その特別な日ならプロ同士
お宝台をめぐって
争う必要は無いのですが
通常営業の時は10人以上いるプロが
少ないパイを奪い合うことになるのです。
どうしても争いは避けられないのです。
パチプロ同士は仲良くできる
関係ではないのです!
他のプロより優良台を確保する為に
朝一から来店は勿論
正確に優良台を早く見つける
釘読みの精度を上げなければいけません。
それだけではなく店の特徴も把握し
どの機種の釘を開けるか
目星付けとおく必要もあります。
この店なら新台、あの店なら海、
又はバラエティーコーナー…
普段からの地味な
ホールチェックを怠らないことで
効率良く動けるのです。
だがそれは他のプロも
当然そうしてるはずです。
プロは打たないと稼げないので
優良台を掴めるかどうかは
死活問題になります。
もし掴み損ねたらその店は諦め
他店へ移動しなければなりません。
他店に行って
優良台があればいいのですが
大抵見つからず5~6店舗回っても
無いときは無いのです!
そうなればその日の稼働は終了
また明日から仕切り直しです。
そもそも最初に行った店に
優良台がある可能性があるから
最初に行くのです。
最初の1件目でつまずくと、
その日は打てない可能性が高いのです。
これが大都会の50店舗以上ある街なら
それでも致命傷にならないでしょうが
この青森の田舎では致命的です。
自分の活動範囲のパチンコ屋は25店舗
まぁまぁある方ですが
時代の変化でその内5店舗は…
1パチ専門店!(1玉1円の店、普通は1玉4円)
残りの20店舗の内
優良店と言えるのは6店舗だけです!
半分以上の店は回収しかしない
極悪店になるのです。
その6店舗にしたって毎日
優良台があるわけではないのです。
その6店舗の特徴を掴み
この日はこの店に…
という感じで動くのです。
そして同じプロ同士
考えることは同じです(笑)
高い確率で被ってしまうのです!
その競争に敗れた者は消えていくのみ…
自分がプロになった年はたしか
プロの数は10人くらいだったはず…
スロットのプロ
スロプロは数には今回は入れてません。
10人と言っても皆それぞれ別ではなく
ピンで活動する者
2~3人でチームで動く者と様々です。
パチンコだけではなく
スロットも打つ両刀使いもいます。
自分はピン!1人で活動してました。
打つのは主にパチンコです。
(パチンコとスロットの違いも
いずれ書きたいと思います。)
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その最初の10人も1人また1人と
脱落していく弱肉強食の厳しい世界です。
ライバルが減るのは自分にとっては
喜ばしいことでした。
薄情な奴と思われるかもしれませんが
生き残るにはそうするしかないのです。
簡単に台を譲る行為は
自分の首を絞めることになるのです。
こうして脱落者が退場する一方で
新しく入って来る者もいます。
昔は本や自分で勝つ方法を
探すしかなかったのですが
今はネット検索で簡単に答えに
たどり着くことができますし
中にはプロの立ち回りを
目にし気付く者もいます。
新しい顔ぶれがまた増えたと
鬱陶しく感じるのです。
でもその大半はすぐ脱落していきます。
初心者は釘読みも甘く
自分がちょっと気になった
微妙な台があって
よ~く見たらダメと判断した台を
打ってたりします。
釘は経験を積まないと
正確に読めないものです。
しかも店によって釘の叩き方も違います。
たった1台しかない時もあります。
300~400台の中から
1台を探せる目利きが必要なのです。
1番良い台は
ベテラン勢にあっという間に
取られてしまいます。
このハンデはとても大きいのです!
これがまだ
ひと昔のパチンコ業界が元気な頃なら
優良台がゴロゴロありました…
その頃の時代なら競争がなく
釘読みが上達するまで
余裕があったのでしょうが
今はもう…
パチプロ同士のルール
そんな競争が激しいプロ同士なのですが
プロ同士のルールも存在します!
どういうことかと言うと
他のプロが打ってた台を
翌日にその台の横取りはダメ!
これはプロ同士のマナーと言えるでしょう
他のプロが打ってる台は
プロから見ればボーダー越えてる
高回転の台だから打ってると分かるのです
でなければ打ちません!
そうなると良からぬ事を考える
輩が出てくるのですよ。
翌日に誰よりも開店前に
早く並んであの台を取ろうと…
翌日も釘がそのままだという
保障はありませんが
少なくとも確実にお宝台に有りつけると…
ですが盗られた方はどう思うでしょうか?
何も分からない一般客にたまたま運悪く
取られたなら諦めがつきますが
プロだと認識してる奴が昨日
自分が打ってた台を打ってたら…
明らかに確信犯です!
最初からその台を狙って
来ているのは明白です。
そうなると盗られた者は
「きたねぇマネしやがって(怒)」
と怒りをあらわにするでしょう。
ハイエナ行為はどの世界でも嫌われます。
これをやると
プロ同士で揉め事になります。
幸い自分は
したこともされたこともありませんが
プロ同士じゃなくても
この手のトラブルは
一般客でもあり得ることです。
店側としては
そんなルールは存在しないので
前日誰が打ってようが
先に台を確保した客の肩を持ちます。
結局は盗られた方が
引き下がるしかないのですが
そういうことをすれば今度は
やり返されると覚えておくことです。
このルールは自分としては賛成です。
やはり…
というのが自分の意見です。
ハイエナして台を確保するやり方は
他力本願ですので
プロとしての成長もないので
いずれ限界がくるでしょう。
まとめ!
パチプロとは完全に自己責任で
自分の行動に責任を
持たなければなりません。
何かあっても誰も助けてくれません。
パチンコに勝つには
知識・技術・自制心が必要です。
それに加え
日頃のホールチェックと情報収集
そしてライバルとの競争に
勝っていかなければ生き残れません!
そしてパチンコはゼロサムゲーム!
多くの負ける人がいるからこそ
勝つ人が存在できるのです。
生き残る為には
甘いことは言ってられないのです。
相手を蹴落としていかないと
自分がやられます。
これは相当な覚悟が要ります!
安定した保証された生活も出来ず
常に妥協せず
全力で当たらないとやっていけません。
負けたら後が無いという
背水の陣の精神が求められます!
もしパチプロを目指すというのなら
生半可な気持ちでは
痛い目を見ると断言します。
目指してるという方がもしいるのなら
オススメしないと言っときます!
それにパチンコ業界自体
縮小傾向ですのでプロになってもいずれ
廃業に追い込まれることでしょう。
容赦ない勝負の世界だということを
認識して下さい。
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