2020~2021
目次
年収ランキング
ランキングのメーカー
ランキングから読み解く
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年収ランキング
では前置きは無しにして
早速パチンコメーカーの年収
ランキングを見ていきますか。
順位 | 企業名 | 平均年収 | 前年同期比 | |
1 | アクセル | 1,033 | → | |
2 | セガサミーHD | 744 | ↓ | |
3 | SANKYO | 708 | → | |
4 | フィールズ | 680 | → | |
5 | マークスグループHD | 633 | → | |
6 | ユニバーサルエンターテイ… | 633 | → | |
7 | 平和 | 604 | → | |
8 | ダイコク電機 | 602 | ↓ | |
9 | サン電子 | 597 | → | |
10 | 藤商事 | 591 | ↓ | |
11 | マミヤ・オーピー | 527 | ↓ | |
12 | オーイズミ | 513 | → |
引用元:業界動向より
これを見た感想!
凄いですねー
1位のアクセルは1000万ですよw
雇われの会社員で年収
1000万はなかなかないですよ。
まぁ同じ1000万でも会社員と
経営者では税金が違うから
かなり税金でもってかれるでしょうけど
そして上位に連なるのは
やはり大手のメーカーです。
最近ポッと出たばかりの会社が
給料高いわけないですからね。
ランキングのメーカー
1位アクセル
アクセルはパチンコ・スロットの
集積回路の開発会社でパチンコ台を
製造してるわけではありません。
正確になんと言えば分かりませんが
パチンコ・スロット台の
コンピューターチップを
開発してる会社と言えばいいのかな⁉
無論、用途はパチンコだけではなく
色んな方面へと展開してます。
こういう専門性が高いと
同じことができる会社は少ない。
だから上手くいけば市場を
独占することができる。
実際、給料が高い会社の共通点に
競争相手がいない(少ない)
という点があります。
例を挙げれば…
お菓子会社は487社ですが
石油会社は3社しかありません。
競争は激しいジャンルは
価格競争で利益が低くなってしまう。
2位セガサミーホールディングス
年収2位はセガサミー
北斗の拳シリーズで有名な
会社ですね。
最新の機種は12.6に導入される
P北斗の拳9です。
詳しいスペックはリンク貼っときます
今回の北斗はラオウ編に
焦点をあてたようですね。
で、本題の平均年収ですが
約750万と1位と比べると
250万の差がありますが
それでもそこら辺の会社と
比較すれば充分高いです。
3位SANKYO
平均年収は約700万と
これまた高いですね。
SANKYOもパチンコ業界では老舗。
数々のヒット作を生み出してきました。
引用元:公式SANKYO
今年出たユニコーンが
好調のようですね。
他にもSANKYOグループでは
ヤマト、エヴァ、マクロス
シンフォギア、タイガーマスク等
人気作品の版権を持ってるのが
強みなのかもしれません。
4位~8位
ここからは年収600万台になります。
4位フィールズ680万
5位マークスグループHD633万
6位ユニバーサルエンターテイメント633万
7位平和604万
8位ダイコク電機602万
中間の4位~8位でも
年収600万台と高いのが特徴。
こうして見るとパチンコメーカーに
就職するのは良さそうに感じますが
何事にも一面だけで判断するのは危険。
では今度は年収だけでは
見えてこないものを見ていきましょう。
ランキングから読み解く
パチンコ(製造)業界 純利益ランキング(2020 – 2021年)
順位 | 企業名 | 純利益 | (億円) | |
1 | SANKYO | 57 | ||
2 | セガサミーHD | 12 | ||
3 | オーイズミ | 11 | ||
4 | 平和 | 8.6 | ||
5 | マースグループHD | 8.0 | ||
6 | アクセル | 6.7 | ||
7 | ダイコク電機 | 6.1 | ||
8 | 藤商事 | 1.2 | ||
9 | サン電子 | 0.4 | ||
10 | マミヤ・オーピー | -14 | ||
11 | フィールズ | -34 | ||
12 | ユニバーサルエンターテイ… | -192 |
今度は純利益から見てみると
先程の年収と代わり映えはしない。
順位こそ入れ替わってるが
連なる社名はほぼ同じ。
やはり儲かってる会社は
給料も高くなるということだろうか…
勿論利益がないと
充分な給料も出せないのは
誰もが知ること。
では少なくともここに名前がある
会社に就職することは吉なのか⁉
でも業界全体の数字を見てみると…
パチンコ店舗数がドンドン
減ってきてるのが分かります。
そしてパチンコ台数は
変わってませんが
売上は減ってます。
引用元画像:スロログ
売上は落ちてきて
費用(経費)は上がってるのです。
つまりこれからのパチンコ業界は
買い手である店舗数は減り
パチンコ台の原価が上がり
利益が以前ほど取れない。
段々と儲からない市場に
なりつつあるということです。
先程の利益ランキングの
上位メーカーは今は良くても
10年後もそうだと言い切れない。
そして今から10年前は
もっと利益があったのです。
あのランキングは全盛期と比較すれば
随分こじんまりとした数字なのです。
つまりこの先パチンコ業界は
バラ色の未来がある業界では
ないということです。
それでもパチンコ自体無くなりはしない!
しないが…
最後まで生き残ってるメーカーは
そう多くはないでしょうね。
倒産・事業変更による撤退と
相次いでいくと思われます。
最後まで生き残ったメーカーは
市場を独占状態になるでしょうが
それが何処なのか?
ハッキリと言えない。
何がヒットするか分からんですからね~
ということで今回はこれまで
メーカーやホールの財布事情は
パチンコの打ち手には関係ない
ことかもしれません。
でも、パチプロのように
パチンコで生活してる者には
他人事ではないでしょう。
業界が縮小するということは
厳しい状況になることを指します。
しがみついて生き残るか…
別の道を模索するか…
どう選択するかはアナタ次第です!
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