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心機一転!転職する!

パチンコ屋を辞め、営業に転職!

1初日

2初契約

3仕事内容の実態

4限界(突破)

1初日

そんなこんなで期待と不安いっぱいで

新しい職場に向かいました。

その職場、皮肉にも前の職場の

パチンコ屋のすぐ近くなんですよ(笑)。

前の職場を通り過ぎて面接で

言われた駐車場に車を停め

事務所に向かいました。

そしてドアに手をかける…

(緊張の瞬間です)

これは違う意味で緊張します(笑)

「おはようございます!」

そしたら、全員二人一組になって

立って会話してるのです。

チラッとヤンを見て

軽く会釈したと思ったら

また向き合い会話するわけです。

(エッ!何?( ゚д゚))

何をしてるか分からず硬直しました。

(後で分かったのですがこの時ロープレと言われてる練習方法で客と営業マンをそれぞれ演じて会話のシュミレーションしてたわけです。)

店長らしき人が手招きしたので行くと

「今日は初日だから、この人に付いていって頂戴」

とのことでした。

その日はその先輩の後ろに付いてまわり

やり方を覚えることが初日の仕事でした。

ワゴン車にクローザーと言われる人と

2~3人のアポインターと

計3~4人で一組となって動くのです。

アポインターは民家を訪問し

アポイントメントを取って

クローザーに繋げるのです。

アポインターが訪問し客に声を掛け

商談になりそうになったら

今度はクローザーに交代し

最後はクローザーが契約を決めるのです!

改めて話すと

仕事は訪問販売の営業です。

売り物は布団の打ち直し(リフォーム)で

布団の綿・羽毛等をうち直しと

布団、枕、等の販売です。

初日はアポインターである

先輩の後を付いてまわりました

そして初日の感想は…

「とんでもないとこ来たかも…」

でした。

とにかくどこの家にも、アパートとかも

かたっ放しに1軒1軒ピンポン鳴らして

声を掛けるのです。

その殆どは門前払い…

会話にもなりません。

人見知りのヤンにできるかなぁ~

とにかく不安は増すばかりでした。

そしてその日はアポ1件も取れずに

夜の7時まで先輩は営業してました…

(うわ~営業は大変なんだな~)

と改めて感じました…

後で知りましたが

その先輩はあまり営業の

成績は良い方ではなかったww

そして長い初日を終えました。

もう自分に出来るか

不安でいっぱいの初日でした…

2初契約

それから2日目から自分も訪問して

声を掛けることになりました。

とにかく尋常ではないくらい

緊張したのを覚えています

で、初契約なんですが

結果から言うと…

10日目にしてようやく初契約です!

嬉しかったですね~

今でもそのお宅の場所は覚えています。

もうあまりに断られ過ぎて

すっかり自信を無くし辞めようかなと

思っていたところでした。

たまたまそのお客さんが

布団の打ち直しを考えていただけで

運が良かっただけなのですが

それでも諦めずに

声を掛けたのが功を奏しました。

この契約が決まったので

もうちょっと頑張ってみるかと

踏ん張ったのです。

それから頑張って訪問を繰り返し

契約も徐々に

取れるようになってきました。

でもです。

日が経つになれ

辞めたい気持ちが

ドンドン強くなっていったのです…

3仕事内容の実態

とにかく拘束時間が長いのです。

朝の7時過ぎから

夜の9時まで拘束されるのです。

まだまだ若かったヤンには

耐えられないことでした。

仕事の為だけに

殆どの時間を取られるのです。

まだ週に1~2回ならまだしも

ほぼ毎日です。

ウンザリでした!

全体の売り上げの

ノルマが達成するまで夜遅くまで

営業させられるのです。

(今は法律で禁止)

自分がその日、契約取れても

全体の売り上げが達成されないと

帰れないのです。

車で3~4人で行動してるので

勝手に帰るわけにはいかないのです。

そして事務所に帰ってからも

ロープレ等の練習させられ

終わるのが12時になることも…

これではいくら給料が高くても

ゴメンでした!

まぁ言うほど高くないのですが

確か歩合が付くのは売上が

100万からだった気がします。

100万以上いかないと基本給のみ

しかも

「そこはこういうふうに言え」

とかダメ出しを毎日受け

楽しい気持ちが全然起きません。

そしてもう一つイヤだったのは…

営業トークがウソ

要するに客に話すことはウソ

騙してるのです。

例えば

「この布団に使われてる綿・羽毛は今は貴重なんです。今買えばこのくらいしますよ。ですから大事にして打ち直しするべきです。」

と、全然貴重でもないし

高くないやつをウソついて

契約に持っていくのです。

最初は布団の知識が無いですから

先輩に言われればそうなんだと信じます

ですが、

段々と時が経つにつれ

薄々ウソなんだと気付くのです。

教えて貰う内容が

人によって内容が違うのです。

売上さえあげればウソを喋ろうが

構わないというスタンス!

殆ど客になる人は

お年寄りということもあり

結果を出せないと

怒られる・帰れないとなれば

騙してでも契約に漕ぎつけるのです。

最初こそ罪悪感がありますが

とにかく売上、売上と

プレッシャーがかかるので契約とる為に

どうでもよくなってくるのです。

全部が全部トークが

ウソではありませんが

人様に胸を張って言えないことは確かです

そして

打ち直しの値段は

あってないようなもので

客によって違います!

高く取れそうな人には吹っ掛け

そうでないなら安くしてでも契約する…

同じような注文でも

ある人には10万でも

他の人だと5万なんてザラです。

もう限界でした!

営業の世界はこういうもんなのか?

これが普通なのか?

みんな、よく頑張るな~

すぐ辞めるヤツもいるが…

いや、すぐ辞める方がまともなのかもしれない…

辞めない人に聞くと

何かしら稼がないといけない

理由がある人ばかりだった…

でもなかには営業が上手で

「こんなに稼げる仕事は営業しかないぞ」

と言う人もいる。

一方、ヤンは身も心も疲れました…

4限界(突破)



これなら多少安くても

夕方5時に帰れる方がいい!

毎日帰宅が遅く

ただシャワー、食う、寝るだけに

家に帰る日々…

成績も悪い方ではないが

良くもないので

稼ぎはそこそこ…

最後はサボるようになり

やる気がなくなりましたよ…

そして…辞めました(笑)。

半年もいたかな?

良かったのは

パチンコ行くヒマもなく

しばらくパチンコから

遠ざかったことぐらいかな…

だからパチンコに負ける

ことはなかった(笑)。

でも退職すると時間が…

負けフラグ(笑)