" /> パチンコ屋を辞める! | パチンコはプロしか勝てない

パチンコ屋を辞める!

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働く意欲を失う…

さてパチンコ屋に勤めて

半年になる頃には

完全に働く気力が無くなっていました。

毎日同じ作業で

ダレたというのもありますが

パチンコにお金を取られて

パチンコを打てない日々に

脱力していたのです。

かたや毎日来る常連客を見ながら…

「なんで毎日パチンコ打てるの?

お金は何処から出てくるんでろう?」

「借金?金持ち?それとも勝ってるのかなぁ?いやそれはない」

冷静に見ればトータルで

勝ってる人はいるようには見えません!

辛うじて毎日

同じ羽モノ打つ客がいたのですが

勝ってるかどうかは分かりませんでした。

少なくとも

トントンかなと思えるくらいでした。

その人以外に

勝ってるようには見えませんでした。

(でも毎日同じ台打ってて飽きないのかなぁ?)

この時はまだ

プロの気持ちが解りません。

(今なら解りますが)

まっその人がプロだったかどうか

今となっては謎です。

思い返してみても

釘を見てたかどうか記憶にありません。

この時はまだ釘を意識してなかった!

そう言えばこの頃、とんねるずの番組で

パチプロ集団・梁山泊が出演して

スタッフ同士で話題になってたものでした

タイミングを計って大当たり周期に

ドンピシャで玉をヘソに入れて

大当たりさせるとこを見て驚いたものです

(主にモンスターハウスがこの攻略法が通用した)

このようにプロとは攻略法を使って

勝つものだと誤解していたのです。

このやり方は昔なら通用したのですが

メーカーも対策して

完全にランダム抽選になりました。

いつ消されるか分かりませんが

興味があればYouTubeで

「梁山泊」

で検索してみて下さい。

この動画見ればちゃんと

釘も見てるのですが

その時は攻略法に目がいってしまって

釘の重要性に気付かなかったのです。

このようにパチンコ漬けで

いつも金欠病でした。

この状況をどうすれば解決できるのか?

色々考えていました。

そんな時でした…

中学校の同級生に

会う機会がありました。

色んな話をし

お互いの仕事の話になったのです。

その同級生は営業の仕事をしていて

契約を取って売り上げが

多ければ多いほど

給料も上がる話を聞いて…

正直羨ましいと感じました。

自分の2倍も3倍も

稼ぐこともあるのです。

同じ年齢で…

でも自分はいくら頑張っても

(頑張ってませんが)

変わらない…

給料を上げるには

役職に登り詰めないといけないのです。

正直、自分にはなれるとは

思えませんでした。

なれたとしても

何年も先のように思えました。

何年もこの先同じ事を

繰り返さないといけない

と思うと気持ちが萎えてきます。

だったら自分も

営業の仕事に就いてガンガン稼ぎたい!

単純にそう思ったのです。

今の状況も

給料が上がれば解決するはず…

そう思ってしまったのです。

今ならその考えは

間違いだと言えるのですが

まだ19かそこらの若造には

理解できなかったのです。


何故なら、給料が上がっても

パチンコを辞めない限り…

お金が消えていくことに

変わりないからです。

そのことに

気が付いていなかったのです。

ですが…

同級生が自分の倍の給料を

貰ってることに目が行き

他に原因があることに考えもしません。

それに後で知ったことなんですが

その同級生はウソは

言ってませんでしたが

本当の事も言ってなかったのです!

それは、

一番給料が良かった時だけの額を

言っただけだったのです。

毎月そのくらい稼いでるとは

一言も言ってないのです。

敢えてその事には触れず

自慢したかっただけだったのです。

そうとは知らず

営業がどんなに大変か

深く考えないで

パチンコ屋を辞めてしまいました!



本当にアホでした!



今考えれば

頑張って役職まで登りつけば

パチンコの仕組みが解ったのですが…

少なくとも遠回りしなくても済んだ!

オカルトでは勝てないと!



平社員に

パチンコの勝ち方なんて教えません。

仕事とは関係ないからです!



プロらしい客もいませんでしたし

パチンコ屋に勤めていながら

パチンコの事を何一つ学ばず

辞めていきました!

覚えたのは遊ぶことだけだった…


そして辞めてからは職安に通い

何社目だったか忘れましたが

布団の訪問販売の会社に

採用されることが決まったのです。



布団屋…

なんかイメージが悪いですよね?

ハイ!そのイメージ通りのとこでした!

それはもうとんでもないとこだったのです。( ;∀;)

続く