目次
賞球口が重要になった背景
お上からのお達し
P機の釘シート
賞球釘の見方は?
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賞球口が重要になった背景
賞球口ってご存知ですか?
釘を意識しない人には
何のことか分からない人も多いかと。
見たほうが早いですね
コレです!
パチンコ台の左下にある
ポケット口のことです。
ここに玉が入ると機種にもよりますが
10~15発の払い出しがあります。
実台の画像はこちら
ここのことを賞球口と言います。
これ、昔なら完全にオマケでした!
全然いじらないホールがほとんどで
まずその賞球口には玉が入らないw。
何の為にあるのか
意味が分からないものでした。
でも今は状況が変わってきたのです!
お上からのお達し
でもある時期から状況が変わりました!
いつだったか忘れましたが
少なても5年以上前でした。
規制が変わった時期だったかな⁉
雲の上の天上人の鶴の一声が
発せられたのです。
玉が入らないほど閉めるな😠…と。
こんな感じで閉めすぎてw
釘の上に玉が乗っかってしまうような
調整はダメですよー
ってね。
抜き打ちで視察しに行くかも…です
もし見かけたら注意します⚠
そして何回も注意しても
改善が見られない場合は…
覚悟しとけよ😡
というお達しが回ったのでしたw
これによりヘソ釘は勿論
賞球釘までもがその対象となり
賞球釘も玉が入るよう
調整しなければいけなくなったのです。
これは一見すると客の立場からすると
良いことかと思いますよね?
でもそうとは限らないのですよ…
今、遊タイム搭載で釘が渋いように
このお達しのせいでヘソが
なかなか開かないという弊害が起きた💦
つまり賞球口に玉が入って玉出しの分
ヘソを閉めて調整するようになったので
あまり恩恵はなかったw。
まぁ玉が釘の上に乗るような
極悪店には効果がありましたが
でも極悪店がちょいワル店に
なっただけで優良店に
ジョブチェンジしたわけではなかった。
モノホンの悪党から
⇓ ⇓ ⇓
小物のちょい悪お代官様に
残念ながら優良店にはならず❌
そしてこのことはもう一つの
弊害もありました。
遊技スピードが落ちたのです!
どういうことかと言うと…
例えば2台のA台とB台がどちらも
同じベース20あったとします。
Aの台は賞球口に1発も入らない台
Bの台は賞球口に10玉入る台
賞球口に入るか入らないかの違いです。
でも千円あたりの回転数は同じ20回
ということは…
Aの台は賞球口に一発も入らない分
ヘソ釘が良いから20回まわる。
Bの台はヘソは良くないが
賞球口からの払い出し玉が多く
結果的に玉持ちがよく20回まわる。
一見どちらも過程は違えど
結果は変わらないので
問題ないように見えます。
でも違うんですよ☝
Bの台はAの台と比べて
20回まわすのに時間がかかるのです。
千円で250発ですよね?
両方ともここは同じ条件です!
で、Aの台はヘソに20回入ってるので
ヘソ賞球が3玉として計算すると…
Aの台は
全部で250玉+60玉=310玉です!
ではBの台はヘソ賞球と
賞球口に10玉入りました。
賞球数を15玉と計算すると…
Bの台は
250玉+60玉+150玉=460玉
つまり20回まわすのに
Aの台は310玉でいいのに
Bの台は460玉必要なのです。
差玉の150発打つ分の時間が
かかるというわけです。
同じベース20の台でも
1日打つとAの台の方が
より多くの回転数をまわせるのですよ。
フラフープを20回まわせても
遅い人と早い人がいるように…。
P機の釘シート
まずP機というのは
それまではパチンコはCR機でした。
それが2018.2月以降に検定を
通過した台をP機と言います。
この時期にまたしてもお上からの
規則改正が行われたのです。
その新たに定められた改定に
通過したものをP機と呼ばれます。
そしてこの先パチンコは
全部P機に以降しなければいけません。
今も稼働してる北斗無双はCR機なので
2021.11.30をもって撤去になります。
で、このP機と賞球口と
どう関係するかと言うと…
全台ではないですが
ヘソ賞球1玉の機種も
P機にはチラホラあるわけです。
先程のヘソ賞球玉数が3玉なら
310発になりましたよね?
でも、1玉だと
270発しかならないわけです。
つまりヘソ賞球数が1玉の機種は
ヘソを大きく開けないと
まわらないのです。
ヘソ3玉だと310発
それで20回まわるのなら
1回転あたり15.5玉必要です。
これがヘソ1玉になると
17.5回にしかまわらなくなるのです。
賞球数が3玉⇒1玉になると…
千円あたりの回転数が
2~3回転落ちるということ。
では千円で20回まわす調整にするには
その2~3回転落ちた分
ヘソ釘で更に大きく開けないといけない。
もしくは寄り釘で調整するとか。
ここで問題になってくるのは
イベントなどで還元日に
25回転ベースに調整したい時です。
そうなると釘をまた更に大きく
開けないといけなくなるのですね。
そしてここでP機の問題点!
P機では建前の釘調整禁止が
更に厳しくなり
釘シートなるものが存在し
メーカーから台を購入すると
この釘シートも付属で付いてきます。
そしてこの釘シートの範囲を
超えてればアウト👎
新台の検査にこの釘シートで
警察が検査にあたるのです。
そして通報があれば
この釘シートで確認するわけです。
そうなるとヘソ賞球1玉の機種は
ヘソ釘を大きく開けれないという
問題が起きるのですよ。
3~4玉なら少し開ければ
済むことでも1玉だと厳しい。
そこで重要なことになるのが
賞球口なのです。
ヘソを大きく開けれないなら
この賞球口や寄り、道釘などで
まわるように調整しないといけない。
賞球口も釘シートの対象ですから
ヘソ同様大きく開けれませんが
どちらもちょいプラス調整に
することで対処可能。
ということで賞球釘が
重要な釘になってきたわけです。
賞球釘の見方は?
実際に以前打ったヘソ1玉の
真シャカ打った時
賞球口に頻繁に入ってました。
ベース24ありましたね~
その時の稼働を記事にしました。
更に先日、甘わんわんパラダイスを
打ってきたのですが
これもヘソ賞球は1玉で
2つの店舗でそれぞれ実践しました。
で両店舗とも賞球口にまぁまぁ
入賞してるのを確認しました。
この賞球口に入らなかったら
打てるレベルの調整では
なかったことでしょう。
改めて賞球釘が重要と認識しました。
でもつい忘れてヘソと寄りだけしか
確認しないんですよね~😅
賞球釘のチェックポイント!
では賞球釘の見るべきポイントですが
まずはこの画像を見て下さい。
この機種には2つの賞球口がありますが
AとBではどちらが入賞率が高いと
思いますか?
どちらも釘は同じ調整だと仮定して
考えてみて下さい。
答えは…
Bです!
同じ調整でも玉の流れ的に
Bに流れやすいのです。
緑のルートは2つしかないが
青のルートは3つあるからです。
ですのでより重要な賞球釘はBなのです。
このBの賞球釘がプラス調整なら
問題ないですね。
無論、どちらもプラス調整に
こしたことはないです。
もし、Bの賞球釘がマイナスなら
玉持ちは期待できないので
ヘソ入賞玉が1玉なら
厳しい調整だと認識してもOK
散々賞球釘のこと重要だと言いましたが
釘は全体的に見るべきで
賞球釘がダメだからダメとは限りません。
賞球釘がダメでも寄りやワープが
良調整ならまわると思います。
今回はあくまで賞球釘で
まわす調整もあるのだと
知識として頭に入れればOKです。
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