戦争論からコロナ論までざっくり批評
目次
時勢を漫画で主張する漫画家
戦争論の衝撃
イラク戦争の先見性
そして今はコロナ論…
総括
関連記事ーコロナ脳の哀れな人々
目次
時勢を漫画で主張する漫画家
あなたは小林よしのりと聞くと
どういうイメージをお持ちでしょう?
本を読んだことがない人は
おそらく「怖い人」という
イメージかと思います。
戦争賛美する好戦的な人
とにかく世間の反対意見を言う
右翼
AKBファン(今は…う~ん)
等々、あまり良いイメージでは
ないかと思います。
ヒット作である「戦争論」という
ネーミングでなんか
好戦的な人と囚われがちです。
でもそれは単なるアンチが作り上げた
プロパガンダのせいです。
彼の主張は正論ゆえに
耳が痛く世間の定論を真っ向から
否定するからです。
やんわりと表現せず
劇薬のような表現方法なので
批判される方は
冷静でいられなくなるのです。
よしりん(小林よしのり)の主張を
否定できないので議論を避け
人格攻撃に移すのです。
その結果あたかも
攻撃的なイメージを植え付るような
悪口で罵倒して
それをTVや各メディアで見て
多くの人が彼を誤解するのです。
この人は怖い人なんだ…
そうイメージが付きました。
ですが、彼は漫画家で
「東大一直線」で少年ジャンプでデビュー
その後、「おぼっちゃまくん」で
大ヒット漫画家になります。
そう…ギャグ漫画が主流だったのです。
その後、ゴーマニズム宣言という
時勢のことを漫画という表現で
主張するようになったのでした。
その中で「戦争論」「台湾論」
「沖縄論」「天皇論」と
ヒット作を出します。
それで今は話題の「コロナ論」です。
全部の本を紹介しきれないので
代表作である「戦争論」と
イラク戦争の主張と「コロナ論」を
勝手ながらこのブログで紹介します。
戦争論の衝撃
よしりんの代表作と言えばこの
「戦争論」でしょう。
実はこの戦争論との出会いは
古本屋でした。
暇つぶしに漫画でも読もうかと
フラッと立ち寄ったところに
この本が目に入ったのです。
表紙の絵のせいで誤解されやすいが
目に引くデザインなのも確か
自分も最初は戦争物の漫画だと
勘違いしてました。
どういう物語なんだろうと
手にして読み始めたのです。
そしたら
アレッ、何か違うな~
と思いつつ続きを読んだのは
そこには自分が学校で習った歴史とは
載っていないことが描かれていたからです
親や教師の言う事と正反対の
主張をしていたのです。
ちゃんと資料も載せて
主張の根拠もありました。
これは何か今迄の歴史本と違う…
立ち読みを止めて
カウンターに行き買うことにしました
家でじっくりと読みたかったのです。
早速家に帰り
いてもいられず読み始めました。
そして改めて読み始めて
その内容に衝撃を受けたのです😲
今迄の大人達から教えられた
大東亜戦争(太平洋戦争)以降の歴史は
勝者(アメリカ)とサヨクに都合良い
捻じ曲げられた歴史だったのです。
よく歴史は勝者が作ると言いますが
正にそれがこの日本において
それが実行されていたのです。
教科書にも正史は改ざんされ
デタラメな歴史を
教えられていたのです。
そしてそれを教える教師も
そのような教育を受けているから
どうにもならない。
この戦争論を読むまで
自分は日本人であることにどこか
恥じていました。
卑屈になってたと言うべきかな
変にアメリカかぶれというか
アメリカに対して憧れがあり
日本には卑下していたのです。
それもその筈で
日本の習う歴史はとにかく
戦時中は他国に対してどれだけ
非人道的行為をしたかと嫌という程
教えられるからです。
確かに日本もそういう行為を
したことは事実でしょう。
でも実際は他国もやってるし
日本は逆に他国と比べれば
そのような行為は少なかった事実が
分かったのです。
慰安婦強制連行
南京大虐殺
これらは日本の戦争犯罪として
悪名高いですが
これが何の根拠も無い
噓の証言からくるプロパガンダ
だったのです。
しかし、これらを真実というていで
報道するTV、それを教える教師。
それが何十年も続き
いつの間にかそれが真実として
日本人に無意識に認識してる。
我々、日本人は色んな国に悪いことをしたのだ
日本は反省し謝罪し続けなければならない
このような世論が出来上がり
日本人であることに恥じるように
なっていくのは自然でしょう。
まさにアメリカや中国共産党の
思う壺なのです。
自国を誇れない民族は
弱体化するのは必然です。
そして何もかも日本が悪いことを
したと教育したのがGHQ。
勝者のおごりとはこのこと。
勝者は敗者に対して慈悲はなく
好き勝手に振る舞い
敗者の歴史や教育まで手を付けるのは
紀元前からあることです。
勝者であるアメリカも
原爆や空襲で非人道的行為を
してるのにもかかわらず
そこはスルーし原爆を落としたから
早く戦争が終わったと正当化。
でも日本が降伏することは
原爆落とす前からアメリカも
分かっていたのです。
つまり実際に落として
どうなるか実験したかっただけ
なのです。
その背景には人種差別もあります。
当時は白人の黒人やアジア人に対する
差別は苛烈でした。
人間扱いではなく動物(猿)。
同じ人間とは思わないので
原爆を落とせるのです。
他にも色んな事実が戦争論を通して
分かりました。
でもその事実はなかったことにし
間違った事実を教えたり教育する。
教えてる本人は正義のつもりでしょうが
それがアメリカの思惑で日本を
貶めてるのに気付かない。
洗脳教育とは怖いものです。
この戦争論で学んだことは
マスコミの報道は鵜吞みに
してはいけないということです。
イラク戦争の先見性
そこからすっかりよしりんの
ファンになり連載されてる
SAPIOやゴーマニズム宣言を
購入するようになるのです。
(現在はSPAで連載中)
リアルタイムで連載を
読むことになり
話題はイラク戦争へと移っていきました。
当時日本の世論はアメリカ支持が
多数派でした。
イラク戦争賛成が多かったのです。
ですがよしりんは反対でした!
ハッキリと戦争開始当初から
この戦争は侵略戦争だと
主張したのです。
理由としては…
大量破壊兵器の存在の根拠がなく
どう見てもテロ撲滅を建前に
イラクを攻撃したいだけだからです。
中途半端に終わった湾岸戦争…
イラクに対して決着を
付けたかっただけではないか?
そのついでに石油なり
中東にアメリカ色を強めようという
魂胆がみえみえでした。
イラクを日本のように
アメリカの属国にするつもり
だったのでしょう。
でもそんな簡単にはいかないと
よしりんは断言してました。
日本は日本人という単一民族だけだが
イラクは多数の民族からなる国で
習慣も言葉も宗教も違う。
それをフセイン政権が独裁で
纏めていた国です。
多民族国家を一つに纏めるのは
簡単ではなく
長い教育が必要でそれが未達成なら
仮想敵国を作り一致団結させるか
強権で強制的に抑えるしかない。
独裁政権と言うと悪と思われがちですが
政治形態の一つに過ぎません。
それぞれの国の風土に合わせ
独裁、民主政治、共和制を
摂ればいいのです。
実際に日本においても
独裁の江戸時代は平和だったでしょう?
民主政治が機能するには
国民の教育が高く成熟して
いなければいけないのです。
だから政治に無関心は危険です!
ともかくです
イラク戦争は侵略戦争で
戦争が終わっても混沌が続くと
断言しました。
その予想は当たりました…
そして侵略戦争を支持した
日本の政治家に批判し続けました。
アメリカの実質属国である日本…
アメリカに逆らえない構造が
そもそもの原因です。
言い訳も見苦しく
北朝鮮問題があるから
支持したのだ…と。
もうハナっから他国に
頼る姿勢は占領国の悲しい
習性ですね。
さらわれた自国民は
自国で何とかしょうという気概も
ないようです。
これもGHQによる
自虐史観の教育と憲法9条の
賜物ですね。
で…北朝鮮問題はどうなりました?
侵略戦争を支持し
多くのイラクに住む人を殺し
アメリカの若者も死なせて
北朝鮮問題は解決しましたか?
してないでしょう!
日本が勝手に支持しとけば
アメリカが解決してくれると
期待しただけです。
当のアメリカからすれば
何で他国の人間を救出する為に
アメリカが血を流さなければならない?
そんなことをすれば
アメリカ国民から支持を失うことは明白
他国の為に自国が何の得にも
ならないことをするわけがない。
同盟国だって⁉
それは便宜上そう呼んでるだけ
只の属国の一つに過ぎない。
自国に他国の軍隊が存在する時点で
もう独立国とは言えないです。
リスクをとり自立するか
それともこのままアメリカに
おんぶにだっこか
この先日本はどういう道を
辿るのでしょうね~
そして今はコロナ論…
そして今、世界中で猛威を
奮ってるのが新型コロナウイルス
世界中で感染者8400万人
死者数183万人を出しています。
中国から発生したこのウイルスは
世界中に拡がり被害を出しています。
日本も自粛し年末年始は
GOTOキャンペーンを自粛
出歩かないよう国民に
要請しています。
外に出れば人はマスクだらけで
してない人がいないくらいです。
連日TVは今日の感染者数を発表し
何人死んだとか重症者が何人出たとか
騒いでいます。
やれ密は禁止だの
タレントは透明マスクをし
間隔を開けてカメラに立つ。
この様はもう見慣れてしまい
最初の違和感が感じなくなりました。
誰もがコロナに敏感になり
恐れている状況です。
そこへコロナが日本に上陸した
初期からよしりんは一貫して
恐れるなと主張しました。
データからコロナの致死率は
40歳以下は僅か0.5%
70歳以上の高齢者でも
死亡率は20%だと。
まだインフルエンザの方が
死者数が多いし
ワクチンがないにもかかわらず
コロナの方がインフルエンザより
死者数が少ないと主張。
これは8月発売のコロナ論のデータで
数字は8月時点ですが
インフルエンザと比較して
コロナは恐るべきものではないと
説いています。
現在の時点(2021、1)
では日本の感染者数は
239000人
死亡者数は
3541人
死亡者数は8月から比べて
3倍になりましたが
それでもインフルエンザの
約1万人には及びません。
毎年1万人以上だしてる
インフルエンザを
気にもしなかったのに
今やコロナの死亡者が出る度に
「大変なことになった」と
騒いでます。
このようなコロナに対して
ヒステリーになった原因は
TVだと主張します。
視聴率の為に煽るコメンテーター
経済の影響を考えない専門家
よしりんは彼らを日本の経済を
破綻させたとして激しく批判してます。
実際に今や自殺者は
コロナ死傷者に勝る勢いです。
毎年自殺者は約2万人いますが
今年は明らかに増えているそうです。
どうせ死者を完全に失くすことは不可能
コロナが日本に入ってきた時点で
拡大を防ぐのは無理。
なら高齢者に脅威のコロナと
まだ前途ある者の自殺
どちらを防ぐべきか…
答えは決まってますよね。
どうせ集団免疫じゃないと
もうコロナは収まらないのです。
また自粛すれば多くの
飲食業、エンタメ、観光関係に
悪影響を及ぼす
これらと関わりが無いからと言って
他人事ではないですよ?
飲食店が一つなくなれば
取引先も一つ失う。
生産者も買い手が少なくなり
食べていけなくなれば
生産者は減り価格が高騰
回りに回って自分達に来ますよ?
経済は血液みたいに廻り
それを止めることは
多くの器官が不調をきたす。
よしりんは命よりも経済が大事と言った!
一見乱暴なように聞こえ
命よりも金儲けが大事と誤解するが
一部の金持ちの為に言ってるのではない
経済をストップさせれば
流通が止まり社会が破綻し
結果的に多くの犠牲が出るのです。
コロナよりもね…
総括
そんなインフルエンザよりも
毒性が弱いコロナを過剰に恐れ
経済的ダメージを負わせた
マスコミの罪は重いです。
世間はマスコミが語るコロナが
正しいという認識ですが
でも戦争論も当時は異端で
アンチから抗議がきました。
でも今では歴史は見直され
教科書の内容も変わりました。
日本は侵略戦争をしたのではなく
自衛の為に戦ったのだと…
むしろ戦争を望んだのは
ドイツと戦う大義名分が欲しい
アメリカが仕掛けた罠だった。
日本に到底呑めない条件を突きつけ
戦争になるよう仕向けたのは
当のアメリカです。
イラク戦争では開戦間際は
アメリカ支持が多く反対派は少数。
でも占領政策は上手くいかず泥沼化
大量破壊兵器も見つからず
戦争前よりイラクは悲惨な状態に
1日の無政府状態よりも
100年の恐怖政治
(こんな言葉だったと…)
という言葉があるように
長年の恐怖政治よりも
無法地帯が悲惨なのです。
アメリカは戦争終結とは言わず
戦闘終結と言ってからも
米軍の犠牲者は後を絶たず
イスラム教徒や中東の人の
ヘイトを集めただけでした。
アメリカ国内でもイラク戦争は
侵略戦争で失敗だったという
意見が多数を占めます。
アメリカの支持をした日本も
テロリストから敵視され
犠牲者を出しました。
アメリカの政策が間違いなら
止めることが本当の
同盟国なのではないですかね?
でも支持してご機嫌をとり
勝ち馬に乗ろうとした結果
落馬してしまいました。
そしてコロナ論です!
これまた世論とは反対の主張してる
コロナ論ですが
未来においてどちらが正しかったのか
今年には結論が出るでしょう。
自分は勿論よしりんの意見に賛成です。
根拠となる科学的データがあるからです。
TVは総てのデータは見せず
一部だけ切り取ったりして
恐怖を煽っています。
毎日のように死者数を報道しますが
ある時期とても死者数が
少なかった時期があるのです。
その時は今日の死者数ではなく
今迄の累計の死者数を表示してました。
これを見てもコロナを
煽りたい以外の理由がないです。
その死者数の数字も正確ではなく
例えば事故で死んだ人でも
検査をして陽性であれば
コロナ死亡者に含ませるのです。
どうしてもコロナで死んだ人を
多く見せたいようですw
このようにマスコミは
信じられません。
「戦争論」前はTVのコメンテーターは
如何に日本が悪かったかと言うような
コメントしかせず
いやそんなことはない
日本はアジアの為に戦ったとか
いいこともあったとか
そういう意見は絶対TVに
流さなかった。
今もコロナに関しても同じです!
コロナは大したことないという意見は
封殺されています。
TV局に忖度するコメンテーターだけ
出演させ恐怖を煽り視聴率に
加担する人間だけが出演できます。
本当はコロナの実態を知っていて
それを言おうものなら干される。
何としてもコロナを
殺人ウイルス並みにしときたいのです。
だから報道を鵜吞みにせず
自分で調べて確かめる習慣を
つけるべきだと思います。
そうしなければ洗脳され
いいように踊ろされるだけです。
そして洗脳され周りも同意見だと
フィルターがかかり何言っても
耳を傾けない状態になります。
そしてそれが後から間違いだったと
気付いても認めないし
あの時はみんなそうだったとか
言い訳するんでしょうね。
多くの人が自分と違う意見を
主張するのは勇気がいります。
でもパチプロを経験し
今もこうしてブログをやり
ほとんどの人が
やらない事をしていくなかで
自分は気にしなくなりました。
むしろ変わってると言われれば
嬉しいくらいです。
変わってるから少数派になる
少数派になるから成功者に近づく
そう思ってるからです
関連記事ーコロナ脳の哀れな人々
小林よしのり著作