1000万は可能⁉
目次
昔のパチプロの収入
今のパチプロの平均年収
適応できない者は淘汰される
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昔のパチプロの収入
年寄りの冷や水で
「昔は良かった」
という言葉をよく聞きます。
時代は変化し文明も発達し
生活が豊かになるはずなのに
「昔は良かった」
この言葉の意味することは
本当に只の年寄りの冷や水なのか?
そうだと言えるし
そうじゃないとも言えます。
全体的に見れば昔より
現在の方が科学技術は発達してます。
自分が子供の頃は
携帯電話なんてありませんでした。
それが実現する想像も
していませんでした。
そのうち空飛ぶ車も
見れる時がくるでしょうか…。
携帯が普及しネットで世界中と
繋がり便利になったことは確かです。
その恩恵を充分に生かせば
ユーチューバーやネットビジネスで
成功する人も出てきました。
カメラやパソコン1台あれば
起業しなくても金持ちになれる
チャンスが訪れたのです。
でも一方でYouTubeを見るだけ…
ネットで買うだけ…
配信者ではなく視聴だけだと
携帯会社にお金を払うだけで
支出だけが増えることになります。
生活は便利になりましたが
豊かなったかと言われれば…
そうとは言い切れないですね。
支出の分、収入も増えるなら
まだいいのですが
そうではないですよね?
明らかにバブルと言われた頃と比べ
全体的に収入が減ってます。
給料は上がらないが支出は増える!
でも今更携帯やネットもなく
水道・電気・ガスなどのライフライン
を捨てて山奥で自給自足の生活には
戻れません。
少し前置きが長くなりましたが
パチプロも「昔は良かった」と
言えるでしょう。
パチンコで家や高級車を手に入れた
武勇伝をTVで流れていました。
仕事もせずにパチンコで
年収1000万も稼ぐプロが
あの頃には実際にいたのです。
その頃はパチンコバブルと言われた時代
今よりも景気が良く
パチンコ店舗数も今の2倍。
パチンコ台も30万前後と安く
(現在は40~50万)
イベント告知もOK。
宣伝カーで街中を走り
新台入替の宣伝してました。
遊戯人口も多く
1人あたりの負担も少なかったから
素人でもそこそこ遊べた。
スロット全盛期には
50万いや100万も勝つ人も
現れて更に拍車がかかりました。
もうギラギラの時代でした!
店も余裕があるので
開ける時は今みたいに
中途半端ではなく
釘をガバッと開けて
スロットも高設定を提示する札を付け
朝イチから並ぶ光景は珍しくなかった。
だからパチプロは稼げた!
その頃は夢の中で生きてるような
感覚だったでしょうね。
これがいつまでも続くかと
思われたのです。
今のパチプロの平均年収
ところが始まりがあれば終わりも
いつか来るのです。
どんな業界も繫盛期があれば
過渡期を迎えて段々と
規模は縮小していくのです。
それが早いか遅いかの違いだけ。
パチンコバブルに浮かれる一方で
借金で首が回らなくまるまで
打つ人が続出。
その対策として規制が強化され
以前よりも射幸心を抑えた台になり
多くのユーザーが離れました。
閉店になる店舗も増え
遊戯人口が減り遊技台が高騰。
トドメにイベント告知禁止。
更に規制強化。
余裕がなくなったホールは
以前ほどの還元はできなくなりました。
これにより多くのプロは引退!
今では一握りが
細々と生き残ってる状態です。
収入も激減したことでしょう。
全盛期よりも半分以下の収入に
なるのも不思議ではありません。
自分がプロになったのは
今から約10年前でした。
その頃でさえもう厳しい状況でした。
当時の年収は300~400万
もっと早くプロになってれば
500万以上はいけたと思います。
そして引退した当時の年収は
250万も行きませんでした。
これなら普通に仕事した方がマシでした。
地域のホール次第ですが
全国的に見てもプロの収入は
昔と比べて減ってるでしょう。
生き残ってるプロは
知識・技術をあるプロと軍団だけ
中途半端な者は消えていきました。
適応できない者は淘汰される
自然と同じように
環境に適応できない者は
淘汰されるのが運命です。
氷河期が終わり温暖な気候に
適応できない生物は絶滅しました。
パチンコもしかり規制強化や
ルールも変化し環境が変わります。
環境が厳しくなれば
求められるスキルも高くなります。
それに対応できない者は
ホールから去っていくのです。
パチプロでもパチンコ店でも
それは同じ。
スキルの無いプロは消えていきます。
集客に失敗した店は潰れます。
現実は厳しくどんなに努力しても
努力の仕方を間違えば
成果に繋がらないのです。
ましてやスキル向上を怠れば
たちまち結果は最悪な事態になります。
今迄通用してたものが
ある日をさかいに全く
通用しなくなることもあります。
今迄のようにいかないということは
新しい知識が必要だと言うこと。
その勉強を怠れば
残酷な現実が待ってるでしょう。
だけど淘汰されるのは
ある意味仕方がないことです。
淘汰されるから結果的に
洗練され強くなることもあります。
肉食動物は怪我を負ってるモノや
病気やまだ弱い子供を狙います。
その方が狩りの成功率が上がるからです。
捕食者も生きる為に狩りをします。
強者対強者のヒロイズムな気持ちで
狩りをするわけではないです。
一方で狩られた側も
弱い個体を狩られたことで
足手まといがいなくなり
集団として強くなった面も
あるのです。
群れとしてはその方が
良いこともあるのです。
そうして自然はバランスを
とってるからよくできてますよ。
もし草食動物を狩る者が
いなければ草木は全部
食われて木が育たないでしょう。
木が育たなければ森が消えてしまいます
森が消えれば多くの動物が
住処を失うことになります。
捕食動物は草食動物を
滅ぼしているように見えて実は
自然のバランスを守ってるのです。
どちらかが強くなれば
一方がまた強くなり
バランスをとるようです。
パチプロが多くなれば
店は警戒し開けなくなります。
そうなれば少ない優良台を巡って
プロ同士で台争いが起きます。
その争いに勝ち残った者は強者。
強者が残り弱者はいなくなり
プロの数が減ればいつかまた
店も警戒を解き開けてきます。
そして時が経てばまた新しい
プロの新参者が現れます。
またプロが増える…
そしてまた同じことが
繰り返されるのです。
この繰り返しの出来事(歴史)に
生き残ったプロは洗練された
質の高いプロと言えます。
ライバルに負けない為に
スキルアップした結果です。
もし争わない事態がなければ
スキルはそのまま変わらなく
成長がなかったかもしれません。
これからパチンコ業界が
どうなるのか正直分かりません。
無くならないことは確かですが
まだプロが生きていける業界なのか
まったくの未知数です。
ネットの影響でプロになる
ハードルは低くなりましたが
その分多くなりました。
これがどう影響するのか見物ですね…
結論としてはパチプロが
年収1000万稼ぐのは
昔ならいざ知らず今は無理!
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