奇跡(赤保留)の価値は?
目次
昔の赤保留
今の赤保留
バランスが良いのは?
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昔の赤保留
ひと昔前のパチンコは
保留演出がありませんでした。
保留演出が出始めたのは
7~9年前位でしょうか?
その当時の保留変化予告は
まだ種類が少なかったのですが
その分出現しただけで激アツでした。
ほとんどのメーカーの保留演出は
1種類しかなく赤が基本でした。
それが出現しただけで
「キタ!」
となったものです。
それだけ当時はまだ
信頼度が高かった…。
その保留変化演出ですが今は
赤だけではなく
青<緑<赤<金<🌈
というのがどのメーカーも
一般的になりました。
機種によっては紫という
わけがわからない保留もあります。
赤が最高だったのが
今や赤の上に金ができ
それが1番熱い演出になりました。
もう赤は以前ほど熱くなく
信頼度は下がってしまいました。
この保留演出が印象に残った
機種がありました。
それが初代パチンコ
「エウレカセブン」です。
このエウレカの保留変化する時
「ピロリン🎵」
という音が鳴り印象に残ってます。
残念ながら赤保留ではないと
期待できないものでしたが
鳴った瞬間は目が見開いたものです。
このエウレカは保留演出が
当たりに絡みやすく
保留変化待ちでしたね。
そしてこの保留演出は
どんどん多様になっていきました。
単純な色違い保留だけではなく
特殊保留も出てきたのです。
普通の保留ではなく
特別な絵柄保留です。
この保留も信頼度は様々ですが
大抵は激アツです。
このように最初は
赤保留しかなかったものが
どんどん種類が増えてきましたね。
こうなったのは必然と言えます。
演出というものは
保留に限らずどんどん
多様化するものです。
今の赤保留
そして現在の赤保留は…
微妙な立ち位置になりました。
機種によっては激アツですが
北斗無双のように
ただ単に決戦リーチが
確定するだけのものもあります。
北斗無双の初打ちの時は
赤保留になり胸が躍ったものです。
が、普通にハズレましたw
このように赤保留の上位の
金保留が出てからは信頼度が
落ちてしまいました。
これによりそこそこ期待できた
緑保留までも信頼度が落ち
青保留並みの空気になりました。
緑以下はもはや只の冷やかしで
存在価値がないw
赤になってはじめてスタート…
という感じでしょうか。
その赤も機種によっては
安心できないレベルです。
唯一、確変中くらいしか安心できない
といったところですかね。
金になってようやく安心して
リーチを見ることができます。
北斗の拳のように
黄色の保留もあるので初見は
金と勘違いする紛らわしいものもw
因みに北斗の拳は金は無く
キリン柄保留です。
このように最近は様々な保留が
登場するので把握するのに
結構時間がかかります。
機種によって緑でも
そこそこ期待できたり
できなかったりです。
今ではもう点滅する保留もあり
青とどう違うのか
存在意義すら分からないです。
保留演出に限らず
種類が増えたり出現率が高くなると
信頼度が落ちる傾向にあります。
以前の赤保留は出現率が低いけど
その分期待できました。
赤が期待できるのは
当たりが軽い甘デジくらいですかね。
今の保留の信頼度の体感は
こんな感じかな…
青5%
緑10~20%
赤30~50%
金50~70%
青保留で当たることは
ほぼ無いと言った感じです。
青保留はもはや空気で
緑か赤に昇格するのを
期待するだけのような存在です。
昇格するかもしれない…
その期待感を煽るだけの
役割と言ったところですかね。
そうやって演出を多様化して
単調にならないよう飽きさせない
工夫でもあるんでしょう。
そこそこの出現率ならいいのですが
頻繫に青保留が出現すると
ウンザリしてきますよ。
バランスが良いのは?
やはり青はともかく
緑でもそれなりに期待できる
バランスが望ましいですね。
緑でも空気の扱いでは
何のために存在するか
意味がないと思うのです。
ちょっと一昔前なら緑でも
20~30%位の信頼度がありました。
この緑でも当たる時があるから
意外性にビックリして
良い意味で期待を裏切るのです。
何故、海物語が長く稼働してるか?
それはシンプルだけではなく
魚群の期待が高くて
時にはノーマルや泡予告でも
当たるからだと思います。
この意外性があるから
どのリーチでも期待して
打ち続けるのかと思ってます。
とにかくこの機種は
この演出じゃないと当たらないという
○○待ちだけの機種は
他の演出が空気になり
ドキドキ感が失われてしまいます。
折角色々な演出が作り込まれてるのに
当たらないのでは打つ方は
苦痛に感じるでしょう。
まず当たらないであろう演出を
長々と見せられてれば
ウンザリしてきます。
そうなれば感情が動かないのです。
当たらないと思ってた演出で
たまに当たるから
「もしかしたら当たるかも…」
という感じで演出を見ると思うのです。
過去にそういう経験があれば
「前回はこのリーチでもあたった…
今回も当たるのでは?」
多分当たらないと思ってても
少しは期待してリーチを
見守ることでしょう。
やはりどの演出でも
期待感を持たせないと
打ち続けるのは苦痛です。
プロならば期待値があれば
どんなつまらない機種でも
関係なく打つでしょう。
でも遊びたいと思ってる人に
ハラハラドキドキしないのでは
エンターテインメントとして
顧客満足度を満たしてないと言えます。
1回打って面白いと思わなければ
普通の人はまた打たないでしょう。
演出がどんなに派手で多彩でも
バランスが悪ければ
印象は悪く映るのは間違いない。
激アツを何度もハズしたりすれば
「何なら当たるんだよっ」
と普通なら怒りがこみ上げてきます。
やはりこれでもかっというぐらい
激アツ演出がきたら
当たって欲しいものです。
今の演出はどれか一つでも
激アツ演出が来ても
安心できません。
最初から最後まで熱い演出がでないと
「あっダメかも…」
と思ってしまいます。
それでも当たる時は当たりますが
減点方式みたいなもので
何か一つ弱いと嫌な予感が
してきます。
まさにプレミアじゃないと
安心できない感じです。
まぁ言いたい放題言いましたが
メーカーの開発者ではない自分には
開発の苦労は分かりません。
クソ台と言われてる機種でも
苦労して制作してることは
想像できます。
でもどんなに努力していようが
評価するのは実際に打つ客です。
そして客にはどんなに
苦労したかなんて関係ありません。
面白ければまた打つし
つまらなければもう打たないだけ…
客・ホール・プロと
みんな面白い台を求めてます。
客は言うまでもない。
ホールも人気機種なら長く使える。
プロにとっても人気機種が出れば
ホールが潤いサービスが良くなる。
誰にとっても人気機種が出ることは
プラスになるのです。
開発する人は大変だろうけど
もっとオリジナリティ溢れる
演出を期待したいですね。
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